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船 [博士と助手シリーズ]

注)良い子は読んじゃダメッ!(笑)



こちらのつづき

「うーむ、酷い目にあった。。。。」
「ミサイルの直撃受けて何だその言い草は」
「これで我々も晴れて自由の身じゃ」
「最初っから拘束されてないだろ!ってか「我々」って何で私を巻き込むんですか!」

記者「博士、字がちっちゃくて読めません」(←このネタ古くてわからなくなってるなw)
博士「大丈夫だ。わ〜た〜し〜はやってない〜♪潔白だ〜♪」
記「またその歌かよ」
記「歌がリアルになったぞ」
記「作者がYoutubeで元ネタを聴いてトラウマになったらしい」
記「博士、そもそも何の疑いを晴らそうとしているのです?」
博「私が大学の金を使い込んだとか、そこに元学部長のサインがあるとかをじゃな」
記者たち「ざわざわざわざわ。。。」
博「ん?どうした?」
記「これは大スクープだぞ」
記「あの『正直』『公正』と言われていた元学部長が。。。」
記「不正な書類にサインを。。。」
記「僕は社に戻る」
記「私もだ」
次々と席を立つ記者たち。
・・・・ そして誰もいなくなった。

「なぜ誰も気づいていないちゃちな使い込みをわざわざバラすんですか!?」
「え?」
「え?じゃない」
「よし帰ろう」
「はい? 」
「このクールズ船に潜り込むぞ」
「クールズ船?舘ひろし?」
「にゃあ」
「それは猫ひろしだ」
「そもそもなんとかルーペ大好き♡はクール「ス」だぞ。クールズは一昔前のお笑いじゃ」
「作者もWikipediaで気づいたらしいです」

「豪華じゃろ」
「なぜ窓がない?」
「逃走資金がつきたからな」
「箱で乗ってきたのに?あれ?この人は?」
「相部屋の人じゃ。仲良くやろう」
「こんにちは。湖○省から来ました」
「あああっ!またいやな予感がっ!」

♢   ♢   ♢

「うーむ、酷い目にあった。。。」
「博士、下船おめでとうございます」
「ふん!君はいち早く検査で陽性になってよかったなっ!」
「そういうことを言うと怒られます。博士こそ、最後の一人になってまで感染しなかった強靭な免疫力は驚異です」
「おかげで私一人で10日以上窓無しの部屋に閉じ込められた」
「ざまあ」
「何か言ったか? 」
「いや何も」
「最後の感染者が下船した段階でなぜ私も下船させない」
「功労省の方針ですから」
「下船だけにげせない」
「そういうくだらないことを言うと閲覧者数がまたゼロになります」
「そもそもある程度の感染者が出た段階、いや当初の段階で全員下船させれば良かったのじゃ。まるでこの船はウィルスの培養実験場じゃぞ」
「ごもっとも」
「どうせどこかの馬鹿が『ぼくちゃん一生懸命やったのに○法が邪魔して何もできなかったんだよ〜(泣)』とか主張するネタにしたいだけだろ」
「博士みたいなキャラですからね」
「何だとっ!私はちゃんと漢字ぐらい読めるぞっ!ぷんぷん!」
「あ。博士、危ない!」
「う?!」
ぼんよよよよ〜ん。

博士「わ、何だ何だ!離せ!」
船に連行される博士。
助手「いったい何が?」
検疫官「あの方がころんだときの傷口からウイルスが入った可能性がありまして」
助「え?」
検「その場合、さらにあと10日以上隔離しろというのが功労省の方針です」
助「げせない。でもざまあ」

窓のない部屋。
「なんじゃ、このオチはっ!。。。お腹すいた。。。」




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