アートスクール

アートスクールの事務室のようなところに夜、忍び込んでいる。誰かが近づいてくる気配があるので、煌々とつけていた灯りを消す。
守衛が扉を開け、室内を懐中電灯で照らしている。大丈夫、机の影に隠れた私には気づいていない。
すぐに去っていくと思っていたが、守衛はなかなか動かない。困ったな、出るに出られない。
そのうち事務所の人間らしき者どもが部屋にはいって来て、守衛に「どうも」とか言っている。守衛は去ったようだが、出勤時刻なのであろう、室内の人数がどんどん増えてくる。わ、どうしよう。今隠れている机の使用者もいずれ来るのではないか。

具体的な方法は忘れたが、「あ！」とか指差してみんながそっちを見ているうちに逃げる、みたいな極めて低レベルな方法で部屋を抜け出す。（笑）
追ってくる者がいるようである。街に出て色々路地とかに逃げ込むが、どこも行き止まりである。
国道15号大正通りとか書いてある（なんだそりゃ？）広い道に出たので、バスに乗って帰った。（はい？）