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京急さんで学ぶハングル講座 第2回 [語学]

なんとびっくりの平城京第2回である。敵国隣国文字制覇だ!Go!Go!(また嫌なノリだ)



前回書き忘れたが、ハングルと言えばもう一つの国を忘れてはならない。
朝鮮民主主義人民共和国である。いわゆる「北朝鮮」なのだが、いきなり北朝鮮とか書くと怒る方もいらっしゃるかと思い、寿限無のような正式国名でまずはご紹介した。(そういうこと書くから怒られるんだよ!)
これをハングルで書くと조선민주주의인민공화국になる。(Wikipediaをコピペしたなw)
4文字目と5文字目、3文字目と8文字目が同じ文字であったりするところにニヤニヤしてしまうのだが、それはひとまず置いておこう。

韓国と異なり、将軍様がイケズなせいであろうか(怒られるぞw)、北朝鮮に関しては前回ちょっとだけ韓国についてお話したような「映画」は全く入ってこない。だが、あれはどこで観たんだっけかな、なぜか上映された映画がある。
「プルガサリや〜」である。(や〜いらない)

「プルガサリ」、原題はWikipeをコピペすると(あ。白状したw)불가사리である。
どんな映画かは、例によって淡雪のように儚い記憶力のなめこさんは、村人だか一般庶民だか人民だかがプルガサリを探すのに「プルガサリや〜」と呼んでいたシーン以外ほとんど覚えていないので、ご興味のある方は検索でもなんでもしていただきたいのだが、大雑把に言えば基本、怪獣特撮映画である。はい?とおっしゃるかたもいらっしゃるかもしれないが、少なくとも私が観た唯一の北朝鮮映画は怪獣特撮映画なのである。(はい?)
このタイトルは漢字にすると不可殺而、英訳すると「Die Hard」といったところか?(は?)
불가사리は元々ヒトデという意味があるらしく、以前もどこかに書いたが、形状が星印(☆)である以外何の役にも立たないあいつらは、漁師さんたちにとっては食用にできないわ、獲物は勝手に食べるわ、駆除がめんどくさいわ、最強、いや最凶の生物であるらしい。なるほど、だから不可殺か。日本語にすれば「煮ても焼いても食えない」だな。(いちいち訳さんでいい)

え?何?話しがそれてる?とっとと始めろ?(はじめろ)
では早速始めよう、今回の教材はこれだっ!(今後毎回こんな感じかよ!?)

IMG_3695.JPG

「かみおおおおか」である。(おが一個多い。真面目にやれ!)
いや、ここは重要なのだ。「かみおおおか」である。
そしてハングルはこちら。

IMG_3695_.JPG

가미오오카である。
これをひと目見て、あれ?と思われた知性と教養にあふれた方はどれほどいらっしゃるであろうか。
私はエア急から快特に乗り換えるとき、これを見てくらくらした。(嘘だろw)

問題は2つある。リスト表記すると、
  1. 日本語の読み仮名の数(モーラ)とハングルの字数が合わない。
  2. 最初の文字と最後の文字が、同じ発音であるにも関わらずハングル文字が違っている。
うーむ、これはどういうことであろう?きっとハングルにはハングルの事情があるのだろう。よって考えるのはやめ(やめんなよ!)

1番目の問題は深刻である。これまで日本語の仮名の1文字(1モーラ)はハングルの1文字に対応しているものであると思っていたのだが、そうではないようだ。おそらく「오오」の2文字が「おおお」を表しているのであろう。「おおお」は大の読み2モーラと岡の読みの1モーラ目で構成されている。「おお」+「(か)」である。前者は長音として扱って良い。漫画やアニメとかであれば「かみおーおかいってくるでちゅ」でも良いのだ。(でちゅ?)
つまりハングルでは長音がある場合を一文字とし、長音がない場合と区別できない、あるいはあえて区別しない、気にしない、のかもしれない。
それをもってハングルの表現レベルの巧拙を語ることは意味がない。日本語だって似たようなものである。ローマ字で、「Tōkyō」と書くところを「Tokyo」と書いたり、中には落下傘背負って「Tokio!」などと叫ぶ者もいる。(ジュリー?)
そもそも日本語そのものの長音表記だって変だ。「どーぶつ」をわざわざ「どうぶつ」と書いたり、「けーこーとー」を「けいこうとう」としたりする。「コンピューター(≒Computer)」を「コンピュータ」と書いたりもする。最後のはJISだの何だのごちゃごちゃ言ってマウント取りたがる方もいらっしゃるかもしれないが、外国語を表記するという意味では同じことである。
(ハングルから見て)外国語表記であるゆえにその辺は適当なのであろうという考え方もできるが、その辺はまあどうでも良いであろう。我々は日本語のハングル表記を解明することによって、ハングルの全貌を解明するという遠大な使命があるのだ!(そうなの?w)
まあ何にせよ、長音表記に関しては、この一例だけではわからないので保留にする。(この件は多分次回ほんのり解決します)

次に2番めの問題、最初と最後の音はどちらも「」であるにも関わらず、最初は「」最後のは「」と異なっている。右側のはおそらく母音の「あ段」であるので、問題は左側の「か行」であろうと思われる、フとかヲみたいな部分である。
ここで前回の요코하마を思い出してみよう。「よこはま」の「」に相当する部分は「」である。まだ不確定要素があるが、この文字において「お段」に相当するものが「」であるとすれば、「か行」に相当するのは上の「」の部分である。横に潰れているが「かみおおおか」の最後の「」、「」の左側と同じである。
よって가미오오카の最初の「」は京急さんの誤(違うだろ!)
うーん。。。ローマ字の大文字みたいに語頭だけ別の字とか?(ちょっと違うみたいです)
わかった、これも保留にしよう。(また保留かよ)

唯一解明できる文字を確定しておこう。
2文字目「」の左側の「」は前回「ま行」であろうとしたので、右側の「」は「い段」ということで良いだろう。
よって、
  • ・・・い段
となり、
となる。

ということで今回も理屈はおいておいて、
가미오오카=かみおおおか

という風に覚えてしまおう。

以上、ハングルのローマ字入力が思い通りにならなくて、若干ダークサイドに陥っているなめこさんのハングル講座第2回でした。(何があったw)

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