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共同研究 [博士と助手シリーズ]

不真面目すぎる上に、何のひねりもないドタバタ話なので、良い子は見ちゃダメっ! 

じゃーん、じゃーん、じゃーん、じゃららん、じゃららん♪(ダースベーダーのテーマ)
「じょじょじょじょ助手君」
「なぜ毎回緊張する?」(注:博士と助手はテレワーク中である)
「ロボットが毎朝ご飯を作ってくれるはずだったんだぞ」
「レトルトをレンジであっためた方が速いっ。ってかその未来話はもういい」
「耳寄りの知らせじゃ。新しい研究テーマが決まった」
「研究テーマ?」
「驚くな。ウイルスの可視化じゃ」
「ういろうの菓子化?」
「無理なボケはしなくて良い」
「博士、専門は考古学ですよね?なぜ超マーベラスな機械オンチの博士がそんな高度な技術の研究を?」
「いちいち変な形容詞はつけるな。私の長年培われた経験が役に立つということじゃ」
「考古学の?一体何が?」
「共同研究者を紹介しよう、エディだ」
「こんにちは」
「あ、湖○省の人だ」
「コマル省のエディです」
「誰にそのボケを教わった?」
「私は実はお医者さんなのです」
「え?そうなの?」
「最初に感染したので、誰にも気づかれなかったのです」
「は?」
「そのときの経験が役立ち、お国元で大活躍をされたそうじゃ」
「災い転じて福は内なのです」
「はい?」
「あれ?福笑いだったかな?」
「作者が湖○省を微妙にDisっていたことを反省し、このシリーズ唯一の有能キャラにしたそうじゃ」
「すでに3回もボケをかましているキャラのどこがだよ?。で、一体なぜ博士と?」
「博士の超マーベラスな免疫力に着目したのです」
「長年培われた考古学の経験じゃないのかよ!?」
「博士は実験体なのです」
「はい?」
「あれ?違ったかな?サンプル?実験材料?素材?マウス?」
「どんどん表現が酷くなってるな」
「ああわかった、『被験者』なのです」
「『ヒケーンシャ』と言え」
「あーやかましい」
「では早速実験なのです」
「君のパソコンをモニターと直結する。いいかね?」
「博士が出てこなければいいです」
こうかね〜?
ディスプレイから顔を出す。
「わー!やめろー!」

エディがピンク色の液体の入った試験管を持っている。
「今、あなたのパソコン画面には、ウイルスがピンク色に着色されて見えるようになっているのです」
「なるほど」
「これを私にかけると」
「え?大丈夫なんですか?」
「ほーら、この通りなのです」
エディの白衣にかかったピンク色がさっと消える。
「私にはすでに免疫が備わっているので、このようにウイルスが速攻で消滅するのです」
「免疫力ってそんなに簡単なものじゃないだろ」
「一方の私じゃ」
「あんた、いたのか」
いちゃ悪いかね~?
「わー!、画面の外に顔を出すな!」
「見よ!私の強靭な超マーベラス免疫力を!」
博士、ウイルスを自分にかける。
「ん?」
博士の白衣にかかったピンク色が、や、さまざまな色に変化してバチバチ広がっていく。
「おおお!なんということなのです!」
「これは一体?」
「まさに博士の体内でウイルスが変異しまくっているのです」
「珍しく高楼省の見解が正しかったわけか」
「色が落ちないぞ。どうしてくれる〜
「わー!こっちくんな!」
助手、モニターの電源を落とす。
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ。命がいくつあっても足りない」
「よいしょっと」 画面から手が出て、ディスプレイのスイッチを入れる。
「わー!わー!わー!」
助手く〜ん
博士、画面から出ようとするが出られない。
「だから太り過ぎだから無理だって」

数日後。
「エディは緑色のウイルスにかかって入院した」
「まったくはた迷惑な!博士、せっかくテレワークで離れているんですから、画面から出てこないでくださいよ」
「大丈夫だ。色とりどりのウイルスは、私のマーベラス免疫がすべて退治した。ほれ、この通り、色がついてないじゃろ」
「あ、まだモニターモードになっていたのか」
「そんなわけで助手く〜ん。あれ?あれれ?ぷにぷにしたものに阻まれて出られないぞ」
「画面にビニールシートを貼りました。これで物理的に出られまい、悪霊めっ!」
「くっそー」
「まったくウイルスよりも迷惑だ!」
「まあしかし、これでウイルスの検査数は飛躍的に増大することになる」
「良かったですね、博士」
「天国のエディくんも報われるだろう」
「死んでないだろ!」

数週間後
「おかしいな。感染者数が全く減らない」
「優秀な技術なのに」
「輸出したフ○○スからは礼状まで届いているんじゃぞ」
「何でも我が国の一部の地方では、モニターに映してちょっとでも色が出ようものなら村八分に合うとか」
「やはり国民性か。。。」
「はあ。。。」
「はあ。。。」




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