前回の鎌倉殿 [くらいところ]
- 時政が立て籠もる実朝の屋敷におしかける和田殿。おしかけ、おしかけられた理由は不明。「仲良し」だからか?(?)
- 本日の山耕。
山「これは謀反だ。俺は流れで執権殿についているが、小四郎が来たら寝返るつもりだ」
和「よくわからん」
「横から不意打ち」レベルの謀りごとしかわからない和田殿。
山「わからなくていい。俺に従っていろ」←和田殿より20ぐらい年下 - クレジット。
北条パパと宮沢は今回で一区切りだろう。というわけで、次回からのトメ予想。- 山耕 山耕のいた「非業枠」は松也くん固定になるか。
- 小池 実質上形式的には(←意味不明)幕政のトップは尼御台ということになり、最終局面であろう承久の乱までその立ち位置は動かないと思われるため。
- 松也くん 政子とは逆の意味、つまりラスボスとして「乱」まで君臨する。
- まさかの大泉 いきなり亡霊として出現し、ラストまでしつこく出続ける。(ないないw)
- ひき続き宮沢 伊豆に隠棲したパパとの濃密な 穏やかな余生がしつこく差し挟まれる。(それもないかな)
- 坂口健太郎 北条の後継者として、バリバリ売り出す。(誰にだよ?)
- 他に、「謎の新キャラ」(は?)「草笛さん」「大竹さん」「西田みたいに重忠くんが小四郎の夢枕に立つ」「西田みたいに上総介が。。」「梶原が。。。」「佐藤二朗が。。。」「兄上が。。。」(ねーよ!!!)
- 数々ある和田殿の「いいシーン」で、これなんかもランクしそう。
「起請文書いてくれねえ」とじいに刃物を向けられている実朝に、
和「書〜いちゃいなさい!」
実「そうはいかぬ」
和「起請文なんか後で破いちまえばいいんですから!」
実「粗末に扱うと、体中から血を吹き出して、死ぬ」
和「そういいますけどね、そんな死に方した奴、聞い〜たことないですよ!」
それは、今まで起請文破いた人がいなかったからではないか、というところに考えが及ばない実朝くんの和田殿への信頼度。(は?) - 実朝が実際にこんな怖い目にあったかどうかは知らないが、満12歳でこんな目にあったらトラウマになるわな。「鎌倉殿」としては、これでサイコパスとか異常性格にならず、和歌や洋行願望ヲタに走ったのは幸いだったというべきか。いや、全然幸いじゃな。
- 小四郎「太郎、これが私の覚悟だ。鎌倉を守るためなら、父も子もない」
泰時「父上は間違っておられます」
なんかこのやり取り、いや〜な伏線な気が。。。 - そこへセクシー八田。「いい加減わかってやれ。このお人は、今まで何人も御家人を謀反の咎で殺してきた」
小四郎に「構うことねえ。首はねちまえ」
セクシーに煽る八田。 - りくの、京へ帰らない覚悟とか、政子の前で神妙になったりとか、北条パパの優しさゆえのことであるのかもしれないが、
三谷に騙されてはいけない(笑)
人は、たった一時間や二時間でそう変わるものではないぞ。(そうなのか?) - 実朝「武衛とは、兵衛府のこと。親しみをこめて呼ぶものではない」
和田「そうなんですかあ?」
こんなときに話題にすることではない。ってか誰だっけ?上総介に適当なことを吹き込んだのは? - 実「私も去年まで、武衛であった。今はそれより上の、羽林だ」←和田殿より45歳ぐらい年下(www)
和「ウリン」 近衛府のこと。 - 兵衛府と近衛府で格差があるのかどうかは知らないが、「今はそれより上」というのは官位(従五位下→従五位上)のことだろうか?
ローティーンにしては立派な官司、官位であるが、Wikipediaによれば、頼朝が従五位下右兵衛権佐(武衛)になったのが13歳(以下数え年)で、実朝はこの半年ぐらい前に従五位下右兵衛権佐(12歳)→従五位上右近衛権中将(14歳)に昇叙及び転任、なので、この時点では特別に早いというわけでもなさそうである。 - 因みにこれもWikipediaによれば、兵衛府と衛門府の内部官職の「カミ→スケ→ジョウ→サカン」のランクは概ね「督→左→尉→志」と書くが、「近衛府では、大将→中将、少将→将監、将曹」と書くらしい。近代の旧軍の階級にもこれらの文字が色々ごった煮で継承されているようだが、律令の官職だの軍部だのそういう面倒くさいことはこれ以上調べない。(あっそ)
- 政子、立て籠もり犯、時政の助命について、
「頼朝様も非情なお方でした。でも、あの方は、慈悲の心もお持ちでした」
→実朝解放後の話につづく - じいが実朝の芯の強さに感服しつつ、実朝を開放。
実朝「じいは来ないのか?」
首を振るじい。
和田殿「参りましょう、ウリン!」 まあ、いいシーンだが、、、 - 無事脱出した実朝と和田殿。(和田は勝手に参加しただけだが)
小四郎「執権殿は?」
和「覚悟を決めておられる」
小「なにか申されていたか?」
和「小四郎に伝えてくれと言われた」
小「父上は何と?」
和「。。。。」
小「忘れたのか?」
立場的にはピンチだった方の実朝がちゃんとバックアップ。 - さっきのつづき→
実朝解放後、なおも攻め込もうとする小四郎、
「政に、私情をはさむことはできません」
政子「私は娘として、父の命乞いをしているのです」
その辺の区別ができないところが、大泉頼朝と小四郎との違い。(どちらが良いとか悪いとかはまた別の話)
いずれにせよ、仮に肉親のパパを殺しちゃったとしても、小四郎は弟殺しの頼朝のように悲しんだり後悔したりすることはなかっただろう。 - 北条パパの自害を止めるセクシー八田。(いちいちセクシー入れるなよw)
さんざん煽ったくせに。(www) - 父への反発を口にする、反抗期泰時くん(笑)。
初「義父上は、自分のようになるなって言いたかったのっ」
それ、「真田丸」のときの大江広元みたいな人(笑)も言ってたような。。。
ってか初、さすがは後に滅亡寸前の三浦氏を存続させた女。(ん?) - 大江「梶原景時、比企能員、畠山重忠、これまで謀反を企んだものは、皆討ち取られております」
三人称的に語っているが、あんたいくつか関わっているだろ。ってか、積極的に関わった上総介は微妙にオミットしてるな。
まさに、大江広元のようになってはいけない。(wwwww) - 旗揚げ前後の伊豆での功労を持ち出して、時政の減刑、伊豆流罪を提案する三善殿。
その政治力といい、色々ありつつも実朝への教育効果といい、多摩でのさりげな剣術遣いといい、三善殿、意外と有能キャラである。(ちょっと待て、最後のは何だ?) - その後パパ時政に、子としての父への思いを切々と語る小四郎。黒体放射ブラックのくせに。
三谷に騙されてはいけない(泣)。(←なせ泣く?w) - パパ「ホーホケキョと鳴くのはオス。メスを口説く時に鳴くんだ」
なるほど、このドラマは時政をそういうキャラ(りくのために鳴いたパパ)で押し通したのだな。
三谷に騙されてはいけない(怒っ!)。(←なぜ怒る?w) - 時政のシーンの最後の「ホーホケキョ」の後、小四郎がトウを呼び出したときはセミが鳴いていた件。(ん?)
そしていつもの謎の鳥の声。(www) - 義母と娘二人のお別れ会ではずむ昔のバカ話。本音で語り合い、憎まれ口を叩いているときのりくが一番輝いている。
あああああ、三谷に騙されていはいけないっ!(←嫌なのか?www) - 伊豆山でりくのお気に入りだったという小僧さん、実在したのかしら。
- 出会ってしまっている、のえとりく!(そりゃ義理の母娘なんだから、何度も会ってるだろ)
のえ「秘訣を教えて下さいな。北条の方々と、うまくやっていく」
りく「無理矢理馴染もうとしないこと。誇りに思うこと」
宮沢に闘魂注入されて、のえさん、パワーアップしたかも。(笑) - ここでまた、本日の山耕。(2回あるのかよ?)
山耕「伊豆に流されるそうですね」
宮沢「みたいね」
山「会いに行きますよ」
宮「来なくていい」
山「あんたは会わなきゃいけない。俺に借りがある」 - トウに余裕で戦える山耕義村、結構強いな(中のアクション女優と筋トレ男の殺陣もなかなか)。
そして優位に立った山耕義村、「俺の女になれ」出たw - とりあえずこれで当分、ブラック小四郎は山耕義村を暗殺できない。(トウの戦意はさりげに上がってそうだがw)
- 結果宮沢りくは、のえさんと山耕義村が救ったことになる。
- この辺の宮沢のセリフ、三谷臭プンプン。(まあ演劇的だわな)
「このまま坂東のど田舎で朽ち果てるなんて真っ平ごめんだわ!」
「あらやだ。こんな品のない言葉使ったことなかったのに」
執権を継がないという小四郎に、
「意気地がないのねこの父子は」
「手の届くところに大きな力があるなら奪い取りなさい」
「小四郎いいですか。あなたはそこに立つべきお人」
出自設定は真逆だが、野際さんを思い出した。 - 小四郎「父上と義母上の思い、私が引き継ぎます」
ブラック小四郎、後に非常にブラックに引き継ぐことになる。 - ブラック小四郎「まず手始めに、平賀朝雅を殺す」
AをBに討たせ、そのことでBを否定しCに討たせ、さらにCを否定しDに討たせ、、、その繰り返し。
帰納法とか背理法みたいなものか。(←何言ってるかわからない) - 生田斗真に唆されうっかり妻の兄弟(政範)を暗殺し、勝手に鎌倉殿候補にされて自分が暗殺されてしまうような、小物感が炸裂している平賀くんだが、前にも書いたように、陰謀とはいえ鎌倉殿に推挙されるほどの人物である。ここまでバカだったのかどうかはわからない。
- 中原親能に夫の凶事を知らされ「一刻も早くお逃げなさい」と言われたきくさん、どこへ逃げたのかは知らないが、その後藤原のお公家さんと再婚し、実のパパ(時政)が亡くなった後の母(宮沢)を京都で引き取ることになる。
- 再婚相手、藤原国通の話も色々面白そう(実朝暗殺現場にいたとか、妻(きくのことか?)が伊豆に行ったきり帰ってこないことを藤原定家にお悩み相談したとか)だが、興味のある方はWikipediaをご覧いただくべし。
- ブラック小四郎「この北条義時は、執権時政に代わり、鎌倉の政を取り仕切る!」
長沼宗政「待ってくれ!そのために時政殿を追放したのか?!」
ここから茶番スタート(笑)。
山耕「お前は己の欲のために、父親を執権の座から追い落としたのか?」
小「そうではない。時政に成り代わり、私はこの鎌倉を守る。それができるのは私しかいない」
山「確かにそのとおりだ。北条義時の他に、御家人たちの筆頭になれる男を俺は知らない」
まああれだ。秀吉が家康と連れションして「あんたに関東を任せよう(そっちの話じゃない)
あれ?「殿下の赤いちゃんちゃんこを。。。」の方だったかな?(陣羽織だろ) - 長沼宗政という人は、例の実衣の琵琶のイケメン先生、結城七郎(朝光)の兄弟(兄?)であるらしい。
ドラマでは御家人ほぼ全員実朝推しで、実際そうだったのかは知らないが、この人は畠山残党討伐の件で実朝に反抗し「荒言悪口の者」とまで言われていたらしい。長沼氏の系統は、なんだかんだで江戸時代の大名まで続いたらしいが、これも詳しくはWikipediaを。(あんた、いつの間にWikipedia派になってる?) - 次回「穏やかな一日」予告。
トキューサが鞠持っているカットから始まる時点でコント感(笑)、次回は三谷脚本でよくある中抜き 中休み回の感があるのだがどうだろう?
、、、と書いたら、次回は本当に中休みみたいだ。 - ということでなめこさんも来週は中休み。(永久に休んでろ)
ねむねむ。(永久に眠ってろ!) - 紀行:伊豆も行きたいなあ。。。
- おまけ;中二病大姫www