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なぜか上海 [くだらないこと]

武漢といえば「うーはん」と読むということがどういうわけか私の頭の中にはインプットされている。重慶なんかも「ちょんちん」だな。インプット元がわからないが、例えば三国志にしてもジョン・ウーの映画を観た程度しかない中国文学や歴史にまったく無知の私としては、そっち方面からの知識ではないはずだ。世界史の授業か何かかな?
なので、昨今のマスコミの「ぶかん」「ぶかん」の連呼にはちょっとした違和感がある。おそらくは放送の何かの決まりごとがあるのであろうし、そもそも多民族、多言語で、漢字表記しか統一された地名(あるいは人名)表現が無いとされる国家においてわざわざ向こう読み(それも北京語なのか上海語なのか広東語なのかそれ以外なのかよくわからない)にする必要が無いというのは、朝鮮半島の国家などとは違うということである。だから毛沢東や習近平は「もうたくとう」「しゅうきんぺい」であり、金正恩、文在寅などは「きむじょんうん」「むんじぇいん」になる。
後者は誰かに怒られる前は、金日成や李承晩を「きんにっせい」だの「りしょうばん」だの言っていたのだが、前者は自分たちもそうなので誰も怒らない。戦時中に中国で捕虜か何かになった人が、当時非合法であった日本共産党員の「ちゅうでん」だの「やあぱん」だのの名前を聞き、帰国後共産党が合法化されたとき初めて誰のことかわかった、などという文章をどこかで読んだことがある。彼らも勝手に日本人の名前を自分たち読みしているのだ。おおかた●倍は「ばか」とでも読むのであろう。(笑)
対して、漢字圏からハングルに移行した朝鮮半島国家はそれとはまた別の話ということになるのである。

ということで、みんなまあるくタケモットに納得できるのだが、なぜか上海は「しゃんはい」だし、北京は「ぺきん」、南京は「なんきん」である。これは謎だ。(笑)

それはともかく(はい?)、何かの報道でアナウンサーだかレポーターだかが、台北を「たいほく」と言っていたの聞いたのだが、これにはものすごい違和感を感じる。あれは「たいぺい」だろう。何かなんでもかんでも自国語にしようという変なバイアスがかかっているのではないか、というのはまあ杞憂であろう。

(なぜか上海、って書きたかっただけだろ、この記事w)

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